2005/12/21/015429

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eneloop

最近CMが流れている三洋のeneloopがちょっと気になる。

参考:三洋電機、自己放電を改善した充電池「eneloop」

約1000回繰り返し使えて1回のコストが約6円、アルカリよりパワフル(オキシライドと比べるとどうなんだろうか)、メモリー効果の影響が少なくて継ぎ足し充電可、んでもって1年放置しても約15%しか自然放電しないなどなど、これで充電時間がもう少し早ければ、かなり理想的な電池に近い。販売時に満充電なので買ってすぐに使えるのが最大の売りなのかも。

肝心の価格も例えばAmazonでは現時点で単3形2個入りが780円、単3形2本付き充電器セットでも1980円とそれほど高くない。Amazon.co.jp: eneloop: 検索結果

環境云々は個人的にはある意味ほとんどどうでもいいんだが、無駄がなく効率的である点で充電池は好きだ。ただ、今までのものはメモリー効果や自然放電などの問題があり、結局謳われている耐用回数に達する前にパワーが弱まってしまい、充電も面倒なために、普通の安い乾電池を買うなんてことになることも多かった。

そもそも、専用充電池を備えた機器も多くなり、自分自身も乾電池を使うものでパッと思いつくのは置き時計やリモコンくらいのもの。

しかし、機能的な向上もさることながら、このeneloopはデザインが気に入った。大手メーカーの癖に無駄な装飾がない。実物を触ってないのでなんともいえない部分はあるが、画像(Amazonの画像はイメージ画像のようだ。)で見る限りはそう感じる。基本的に乾電池は入れ替え(と充電)の時以外、使用中に人目に触れることはないが、見えないところにあっても綺麗なものを使いたいのは人の性だ。多分、機能面よりも同様な理由でこの電池に興味を示している人は多いのではないだろうか。ちょっとしたものでもデザインを変えるだけで新たな価値を付加できるかもしれないという例の一つかもしれない。この商品に関して実際に売り上げに結びつくかどうかは置いておいて、普段あまり目に留めない物のデザインこそ、向上していくのは気持ちがいい。

業績悪化を受けて行われている野中ともよのCEO抜擢に象徴される三洋の改革が成功しているかどうか、この商品がそのひとつの産物なのかどうかを含めて全くわからないが、売れ線の商品でダメなら、こういう細かいところで工夫をしてニッチな市場を開拓していくというのもひとつのやり方だろう。企業の大小に関わらず、広告宣伝でブームやニーズそのものさえを捏造する無理な手法はやめ、ユーザーが欲しいものを足元から見つめなおしてはどうか。