2006/08/26/190254

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理科離れ対策としての「冥王星が増える方式」

「なんでどんどん増えるんだ?」この疑問をフックにした理科離れ対策。

太陽系の惑星が八つになったのはスマートな判断だとは思う。しかし、今後太陽系で見つかる冥王星と同じくらいの大きさの天体はもう全部「冥王星」にしてしまって、見つかる度に「また冥王星が一つ増えました」ってことにしたほうが子供の興味を引きやすいような気がした。

こんな方式はムチャクチャで筋も通らないかもしれないが、「矮惑星」や「冥王星族天体」って名前にしてしまうと「その他大勢」に分類されてしまって話題にもならないために興味を持てないと思う。もう惑星じゃなくていいから、「冥王星」っていう惑星っぽい名前のままどんどん増えていく。議論の余地をあえて残しておくという意味もある。

この方式にすれば、例えば小学校の理科の授業で「今日、また冥王星が増えました。なぜかというと…」というトークも繰り広げられる。このリアルタイム性ってのも興味を持つ一助となり得る。

自分が生きているうちに冥王星がどんどん増えていく。天文学だけでなく科学全般に対するロマンを感じるはずだ。子供の想像力は刺激され、「じゃぁ地球は増えないのか?」とか、それこそテラフォーミングや地球外知的生命体探査に繋がるような根源的な疑問を自然に抱き、そこから各分野に興味が拡がっていく可能性がある。

あ、彗星みたいなもんかな。例えばハレー彗星の出現や接近が契機となって各分野で活躍するようになった人材はたくさんいるはず。

すでに歴史の中で確立されたものを「とにかくこういうことになってるから覚えときましょう」ってだけじゃなくて、疑問を持たせて自分で考えさせることも重要。なんでもわかり易く整理整頓してしまう文化は新しいものをもたらさない気がするんだ。やっぱり疑問を持つことがいろんなもんのスタートなんだから。